伝説のブログ☆あかね白書

女社長のオトナ女子生活

明日へのとびら




2015.3.9 (月)




先日の土曜日、
区の文化センターで
息子が小学校生活最後の演奏会を終え
4年間のフルート人生に幕を閉じました。

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お疲れ様でした。

毎日の朝練と放課後練、
コンクール出場やイベント参加で
休む間もなくお友達と遊ぶ暇もなく…

よく頑張りました(*゚ー゚)

最後の演奏会当日、
私はリハーサル中から本番まで
終始泣き腫らした真っ赤な顔…。

私自身にとっても最後の
息子のマネージメントでしたので
4年間の想い出が沢山浮かびます。

今年の演奏会は吹奏楽団の単独で7曲、
合唱団との合同演奏が3曲
計10曲を披露。

今回は1ヶ月弱という短期間で
全てを仕上げたそうです。

なんと内1曲は、私が5年生の時に
コンクールで演奏したのと同じ曲の
更に難しいバージョンをしかも完璧に。

天才だわ…。
御見逸れしました。

彼らは自分達が思う以上に
とても環境に恵まれてきました。

鬼顧問やレッスンコーチ
他校の先生やOBにOG。

親の会、楽器屋さん、添乗員さん、
楽器運搬のスタッフさん

ここまでサポートが充実してる学校
他にあるでしょうか。

区内の小中高三強の如く
この充実感なのでしょうか。
それとも充実感が
成果に反映してくるのかしら。

どちらにせよ
周りのサポートありき、
それで今の彼(ら)が
あるのだとそう思います。

思い返せば4年前、
ちょうど今くらいの時期でした。

学校から吹奏楽団 団員募集のチラシを
自宅に持って帰ってきた息子。

私も以前、
トランペットを経験していたので、
何気なく、それ程本気でもなく
吹奏楽やってみたら〜??」
なんて言ったんだと思います。

そしてその日
「入団してきたよ」と息子。

懐かしい(*u_u)

入団後の一番最初のイベントは
東日本大震災チャリティイベント
だったのを覚えてます。

震災からまだ1ヶ月のことでした。

たいして演奏が出来ない
息子を含めた新入部員の数名は、
募金箱を持って街頭に立ち
「募金お願いしま〜す」って
声を張り上げてたっけな(笑)

サッカーのベガルタスクールと
リトルリーグと英会話と
同時に色々やらせてたけど

フルート一筋になるまで
そう時間は
かからなかった様な記憶があります。

あれから4年かぁ。

まさか後に団長として任命され
団員を引っ張る存在になるとは、
募金箱を持っていた息子からは
想像もしてませんでした。

元々、フルートが我が家にあったので
遊びで日頃から吹いてたせいか、
入団して間もなく上級生と一緒に
演奏が出来る様になっていましたが

それでも
宮城を代表するフルート奏者になるとは
あの頃は夢にも思ってなくて。

8年前
ここに引っ越して来て正解でした。

元々、単なる引っ越し魔だった私の
単なる気まぐれで
2008年にふらりと引っ越し。

ここの地域は小・中・高と、
長きに渡る音楽の伝統があると
転校した後から知り。

そして気軽な気持ちで入団したら
後に私と息子の人生の重要な
ターニングポイントとなったのです。

けれど、
引っ越して来たのも
フルートを始めたのも
偶然ではなく必然?

全ては縁なのですね。

顧問
父兄
レッスンの先生
他校の先生
見知らぬ観客

あらゆる人達から
才能を評価されてきたけど
唯一、厳しい意見ばっかりの私に
ずっと我慢してたのか

「いつも厳しい事しか言わないママ
嫌い‼︎」と初めて言いました。

ちっ…(ΦдΦ)



でもね、

練習がない日でも
部室の掃除をすすんで行ってたの

ママは知ってるよ。

オクターブ上がって
五線譜🎼から音符がはみ出した途端
何故か急に音符が読めなくなるけどw
耳で一度聴いて演奏しちゃう才能

ママは知ってるよ。

「この音なに?」
って聞かれると一発で当てれる
“絶対”かは言い切れないけど
絶対音感があるの

ママは知ってるよ。

誰よりも音楽が好きな事も
楽器を大切にしてる事も
後輩想いなのも

ぜーんぶ知ってるもんねーだ。

息子は、
とてもたくましく成長しました。

先日の演奏会を最後に
寂しくも卒団となりました 

が‼︎
つい数日前に
琴とセッションしませんか?
と、お声がかかり

たった2度の練習のみで
本番に挑まなければならず
卒団したとは言え自主練必須。

今日は学校から下校したと思ったらすぐ
練習しに行って来るからと
再び学校に戻って行きました。

ストイック…(  Д ) ゚ ゚

先生が5年生に説教始まったから
気まずくて帰って来た…
と1時間足らずで帰ってきましたがw

セッションの本番は明日。

ビデオ撮影したいので
私も入場させてもらおうと
特別に許可を頂いたにも関わらず…

「絶対に来るな‼︎」と
息子に怒られました…|ω・`)

難しいお年頃ですな。
渋々(笑)仕事に行きます。

これを終えたら
新しく入団を希望している楽団の
入団試験が来月あるため、
また別な曲の特訓に入ります。

4年間のフルート人生に
ピリオド打ったなんて言ったけど

結局はこれからも
フルートと共に生きていく息子。

息子のフルート人生も
私の追っかけ人生も

まだまだ
辞められそうにありません(ノw`*)