伝説のブログ☆あかね白書

女社長のオトナ女子生活

子供から学ぶこと




2015.2.9 (月)



in 八戸(2日目)

アンサンブルコンテスト東北大会
いよいよ本番です。

8日朝7時ホテル出発。
白銀南小学校を借りて練習してから
会場(八戸公会堂)入りしました。

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出番は11番目フルート三重奏。
後ろから2番目です。

最後の方が
審査員の耳にも残りやすいし
なかなか良い位置じゃないかしら。

他の演奏を順番に聴いてくと
「あれれ、もしや
いいトコまで行けちゃうかも?」

って素人の私でも感じる程。

だったのですが‼︎
息子、やってしまいました
・゚・(゚`Д´゚)・゚・

ミス連発‼︎
しかも数え切れないほどに‼︎

朝の練習の時にも
私でもわかる様なミスが多発してたので
大丈夫かなぁ…って心配だったけど。

練習以上にミスが連発の本番で、
引率してた私はもちろん
演奏後の本人は真面に見れない程の
ドンヨリ感が漂ってます。

ただ元気なのは
プラス思考な顧問の先生と
音楽を知らない校長先生のみ。

母、声掛けれませんでした
あまりの落ち込み様に・゚・(゚`Д´゚)・゚・

いいですか。
これから親バカなくらい
結構な勢いでべた褒めしますよ。

息子は吹奏楽団の団長で
ファーストパートで
全国大会にも行く腕前で
しかも他校の先生からも高い評価を
いただいてる程の実力の持ち主で。
(べた褒め終了)

なのにあり得ないミスをしたんです。

言葉では言い表せないミスを。
しかも東北大会の本番に…

恐る恐る審査結果に耳を傾けました。
こんなに聞きたくないと思ったのは
入団して4年になりますが初めてです。

事前に家には
「今日の事は聞かないであげて」
と連絡しておきました。

ところが‼︎
なんと金賞を受賞‼︎(°_°)へっ!?

審査員からの評価と点数を見ると
ミスの減点以上に
技術と表現が上回っていたので
評価が高かった様です。

ホッとしました。
と同時に涙が出ました。

嬉し涙ではありません。
あんな最悪な演奏で金賞を受賞しても
本人も私も納得出来てませんし。

息子のせいで
学校の歴史に傷がついてしまったのでは…
一緒に頑張ってきた後輩達に申し訳ない…
それしか頭にありませんでしたので
嬉し涙ではなく安堵の涙です。

まだ結果発表前の休憩中、
一緒に出場した5年生と4年生の子達の、
半ば腫れ物に触るかの様な
息子への気の遣い様と言ったら
私でもちょっといたたまれなかったのは
言うまでもありません。

ずっとドンヨリだった息子が
突然言葉を発したかと思えば
「ミスした人を
せーので指差そう」と。

後輩2人は動揺を隠せません。
あのさぁ、団長に向かって
指させるわけないでしょ…。

つまり息子は
全て自分のせいだと
確信してたのです。

今回のこのコンクールが
小学校生活最後の大会でした。

3年生から始めて
あっという間に卒団です。

念願だった団長にも就任し
リーダーとして頑張りました。

毎日の朝練と放課後練、
鬼教師(笑)からの厳しい指導、
伝統を守るためのプレッシャー。

辛かったと思いますが4年間、
一度も弱音を吐いた事はありません。

私もビックリです。
息子のこのストイックさは
見習わなければなりませんね。

息子へは
一緒に出場した2人に
感謝しなければならないよと教えました。

本当ならば
「団長のミスせいだ‼︎」って
きっと言いたかったに違いありません。

なのに
「そんなに酷かったかなぁ??」とか
「えっ、ミスってもしかして
ちょっと裏返っちゃったやつの事?」

なんて、
すごく気を遣って
優しく励ましてくれたのです。

息子にとっては
技術以上に学ぶ事が沢山あったでしょう。

今まで本当に本当にお疲れ様でした。

中学生になったら
バドミントン部に入る
なんて馬鹿な事言ってないで

よろしく頼みますよ(笑)